き・てん・き・てん展(はじまりの美術館10周年記念展)に合わせ、立ち上げに関わった人物5人にインタビューを基に場所のリサーチと土採取を行ないました。また現在暮らしている場所から素材を郵送してもらうなど、5人の生活の変化にも着目しています。展示直後には10年前のインタビュー内容と素材だけを展示し、開催中に公開制作を行い、種が芽吹いて広がるイメージで現在の暮らしのインタビューの内容と素材を描き足し、完成させました。猪苗代湖の成り立ちの民話「弘法大師話」の米の研ぎ汁を素材に、川をモチーフに描いています。川は移ろい行く人・世の中。全体の時代を繋ぐイメージでドローイングしています。
土採取


5人の方々には、それぞれ猪苗代町での思い出の場所を聞き、その場所に作家自らが出向き、土を採取しました。
この場所は、美術館隣の蕎麦屋さんの庭の土採取風景です。
制作風景

